2016年01月18日
白鳥たちに暖冬はどう影響?
一昨日、明け方に白鳥の声を聞きました。この冬、初めてのことです。私にとって白鳥の声は、冬の訪れを告げるちょっと詩的な年中行事。それが、去年の秋から全く鳴き声が聞こえないまま新年を迎え、近所の河にも田んぼにも姿を見せないままだったのです。子供達も、白鳥たち、今年はどこに言ってしまったんだろうね、と話していました。毎年秋もふける頃、深夜に、南から飛んでくる白鳥の声が空の高いところから聞こえて、ああ、もう冬なんだな・・・と感じるあの感覚、大好きなのですが。
家では、初めて白鳥の声を聞いた者が朝食の時得意になって報告するほど白鳥好きなのです。秋ごろから、飛来した白鳥たちにあげようと、パンの残りや洗った柑橘の皮などを取って置き、袋にいくつもためておくほど。
それなのに、声も聞かず姿も見ないまま年を越しました。
少し離れた場所にある有名な飛来地でも、今年は白鳥たちの姿が少ない、と聞きましたので、もっと寒いところを求めて北に言ってしまったんだね・・・と話していました。それが、なぜか一昨日の明け方に鳴き交わす声が聞こえたのです。私が、布団の中でその声を聞いてあっ、と思った時、隣の部屋で寝ていた娘が『お母さん、聞こえた?!今の、白鳥だよね!!』と叫んで、夫も目を覚ましてみんなで久しぶりの白鳥の声を聞きました。白鳥の声って、とても遠くからでもよく通る、独特の響きがあります。少しカン高くて、金管楽器みたいな音と言えば良いのでしょうか。今年は来ないだろうと思っていただけに、とても嬉しかったです。早速自転車で近くの河に行ってみましたが、残念、姿は見えませんでした。時期的にも、子育て真っ最中ですから、むしろ北に帰る練習かもしれません。来年は、いえ、今年の秋には、いつも通り飛来してくれるといいな、と思いました。
Posted by ui5m4ew at 21:58│Comments(0)
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